「命短し、恋せよ乙女」、とゴンドラの唱を歌いたくなる状況が時々ある。この曲は、まだ実家に住んでいた時に母が頻繁に歌っていたものである。
にほんブログ村
クリスマス・シーズンにもそのような状況がある。
共同ゴミ捨て場に行くときである。
そこに山のように捨てられているクリスマス・プレゼントの包装紙を見ると、
「貴方たちは美しく儚い寿命であったね」、と労いの言葉を掛けてあげたくなる。
あるいは儚い寿命であるため、プレゼントの包装紙は美しいのであろうか?
この記事では、クリスマス・プレゼントの包装紙を語りながら詳しくもない環境問題を論ずるつもりもない。
しかし、今年も自分は包装紙をビリビリと破る立場になってしまった。
私は面倒な手作業が好きではないため、末娘に一箱5クローナ(65円ぐらい)の小遣いをあげて私が買ったプレゼントを包んでもらった。
非常に丁寧に包んでくれたので5クローナでは申し訳ないほどあったが契約は契約である(とは言っても多少色を付けてしまったが)。
プレゼント自体よりは、プレゼントを贈ろうというその気持ちが何よりも嬉しいが、家族からもらったものの中にはもらって助かるものもあった。
まずはコーヒーである。
不眠気味で朝がつらいのでコーヒーは不可欠となる。
今年、いただいたコーヒーは合計14個(過去最高)である。果たして来年の何月まで持つのであろうか。
コーヒーは包みやすく、密度も高く重いのでプレゼントの形として理想的かもしれない。
しかし、コーヒーは不眠には逆効果であると思うのであるが。
さらに、マスカラ三本。
これの減りも早い。
スッピンで働けるような職場ではないからだ。
最近は在宅勤務に戻ったので、マスカラは以前ほど早く減らないが、顔出し会議の時には一応化粧をするため必要となるのだ。
懐が寂しいサンタクロース達は、スーパーマーケットから、美しい瓶に入った杏ジャム、ゆずトニックウォーター等を配達してくれた。
クリスマスプレゼントとは、本来そのようなもので十分なのだと思う。
多少懐が潤っているサンタクロースはクリスマスセットをプレゼントしてくれた(写真右)。
中に入っていたものは以下である。
- クリスマスシーズンに飲むグロッグ(Glögg)。赤ワインに香辛料を入れた(甘い)飲み物。
- あら粒入りマスタード、クリスマスハム、ソーセージ等に付ける。
- ジンジャークッキー(Pepparkakor)
- 板チョコレート
- クリスマスのボンボン(ピンクの)
白トリュフのオリーブオイルだけが配達人不明である。
写真には無いが、何故か、美しい柄入りのトイレットペーパーの詰め合わせももらった。包みの大きさでランキングをつけるとしたらこれが一位である。
秋に、一緒にサイクリングをする友人が出来たと以前の記事で書かせて頂いた。
その友人とは四回ほど一緒に遠出をした。
しかし、美しいところでは自転車を停めて写真を撮り続けたい私と、サイクリングに集中したい友人では目的が全く異なったため、結局、一緒のサイクリングは四回で打ち止めになった。
思いがけず、その友人からもプレゼントが届いた。
ボックスワインのような大きさの箱であった。
その包みを開けた瞬間、呆然とした。
同梱のカードにはこう記されていた。
「雪が溶けたらまた一緒にサイクリングをしようね。これがあれば自転車から降りなくても撮りたい景色が撮れるよ」
サイクリングをしている途中でも撮影が出来るカメラ機材であった。
この瞬間浮かんだ言葉は「恐縮」である。
この機材は同等の製品のなかでは現在、最推薦とされており、かなり値が張るものである。
私の定義するクリスマス・プレゼントの枠を完全に超えている。
何故、私が価格を知っているのか?
私も一か月前に同じものを自分で購入したからである。
ご訪問ありがとうございました。
読んで下さる方がお疲れになると思いますので、あまり頻繁には書かないようにはしておりますが、最近は続いてしまいました。
ブログ村の参加部門を、時々衝動的に替えておりますので、ブログ村から読んで下さっている方々にはブログのタイトル等を記録しておいて下さったら幸いです。
***いただいたコメントを紹介させて頂きたいと思います。
https://urimasaru.hatenablog.com/
urimasaru 白トリュフは確か貴重なのですよね? それがオリーブオイルに入っているなんて、どんな味がするのか🤤✨
コメントを頂きありがとうございました。
なんと言えばいいのでしょうかね。椎茸をもっとくどくしたような感じ?クリームシチュー等に入れています。コリアンダー同様、大好きな人と嫌いなひとが別れるようです。
https://nanashinookappa.hatenablog.com/
Nanashinookappa なんというオチでしょう!1人で笑ってしまいました。ダブルで使えないものでしょうかね〜(^_^;
コメントを頂きありがとうございました。
そうなんですよ。一生懸命選んで下さったようなので戻してくれと頼むわけにもいかず。自転車に設置するタイプではないので、両手を離して自転車を漕ぐほど熟練者ではないですしね・・・。
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿